ネガティブはポジティブへの準備期間。

昨日を以って、美勇伝にとって最後のハロコンが終了しました。



前日の思いもよらぬ発表、そしてキモチを込め直して臨んだ昨日。


頑張って盛り上げる!、そう思って臨んだはずのに、結局全部を
出し切ることはできなかったような気がします。。


「あと何回見られるかわからない。」


その思いが頭を過ぎると、どうしても体を動かすことよりもその
美勇伝のパフォーマンスをこの目に焼き付けようという方に神経
が注がれてしまう。


じゃじゃ馬パラダイス、そして恋するエンジェルハート


どっちもスゴイいい曲じゃん。
こんなにイイ曲がもう聴けなくなるなんて意味がわからない。
すごくいいパフォーマンスしてるじゃん。
3人のパフォーマンスがもう見れなくなるなんて意味がわからない。
美勇伝ってそんなに魅力ないですか?!
ホントにそれでいいんですか?!?!・・・


曲に集中するべきなのに、そんな雑念が頭の中を行き交う。



そして、3人からの報告と挨拶。


「ごめんなさい。」「ごめんなさい。」


謝る梨華ちゃんの姿を見ると余計に切なくなる。。


前向きなコメントを気丈に語る3人。


昨日聞いて今日聞いて。
それでもオイラは「そうだよね!」なんてポジティブにキモチを
切り替えることはできなかった・・・




前日、ちらっとブログ巡回をさせてもらって。


すでにポジティブにキモチを切り替えることができているヒトが
意外にも多かった。


きっとみんながみんな、特に思うところなくただポジティブって
言ってる訳じゃなくて、それはあくまで表向きであり、自分自身
に言い聞かせる意味も込めて、というヒトが大半だったりするん
だろうなとは思うけど。。


「なし崩し的に活動が停止状態になり、その存在をもうやむや
にされてるユニットが多くある中、解散というカタチでハッキリと
区切りをつけてくれたのはよかった」と綴るヒトも多かった。


確かにそう思うのはわかるけど、でも逆に言えば、この3人で
美勇伝の楽曲を歌うことは、少なくとも2、3年は絶対にないと
いう宣言であり、自分としてはそれがなによりショックだった。


ってゆうか、「ハッキリと区切りをつけてくれたのはよかった」
なんていうことは、解散の後で思えばいいことであって、今から
そんな風に納得しちゃうのはやっぱり早すぎると思うんだよな。。
解散なんてなけりゃ、そもそもそんなこと思う必要もないんだから。



美勇伝


その結成からすべてを見届け、いっしょに歩んできたユニット。


途中からハローに興味を持ち梨華ヲタになったという人にとっても、
モーニング娘。時代の梨華ちゃんについてはリアルタイムで見聞き
していない空白の部分があるというヒトにとっても、
美勇伝というユニットは、そういう存在じゃないですか?


梨華ちゃんの娘。卒業発表後、新ユニットを結成するという発表
でエッグの子といっしょに組まされると知って、「ふざけんな!」と
憤慨したあの頃。


恋のヌケガラ」PVで、梨華ちゃんみよゆい2人との間に歴然
たる力の差を感じ、果たして追いつくことはできるのだろうかと
不安を募らせたあの頃。


それから美勇伝のあらゆるメディアに接し、ほとんどの現場にも
参加し、ユニットとしての成長を肌に感じ想い出をたくさん刻み
ながら今に至って。



本当に自分にとって大きな存在になりましたよ。美勇伝は。
そしたらやっぱりそう簡単にはポジティブにはなれないんですよ。
梨華ちゃんの将来が約束されてるされてないとかそういうことで
ではなく、とにかく『美勇伝』という存在がなくなるということが
寂しいし悔しいんです。。


だからあらためて、今はキモチのままに凹んでおきます。
そしてその凹んだキモチをバネにして、最後、解散させることを
事務所の人に後悔させるくらいに素晴らしいものにできるような
チカラに変えられればと思います。




そういえば。
今日はモーニング娘。の10歳の誕生日。
もっと晴れやかなキモチで祝いたかったな・・・